Quarzwerkeグループはヨーロッパで長年にわたって30ヶ所以上の拠点で製造を続けてまいりましたが、アジアでの製造が2021年に実現します。最新技術で、安全で、持続的供給を実現するための世界的水準の工場を韓国の唐津市に建設しました。その完全子会社であるHPF Minerals Tech社は、その事業展開のために設立しました。近代的な設備によって鉱石原料を処理し、さまざまなサイズ品を製造することが可能です。鉱山物を破砕し、表面処理をすることで、数ミリから数百ナノメーターに至るまでの製品を提供致します。試験操業を何回か行った後に、この新鋭工場は2021年の第一四半期に正式に操業を開始し、革新的なフィラーに対する要望にお応えして参ります。
HPF社はアジアでも熟練の技術を提供します
シランベースのコンパウンドで表面処理をした鉱産物フィラーは、お客様のポリマーの無機フィラーの機能を最大限に発揮するために特別に調整しております。とりわけ試作と試験を重ねてきたSILBOND® とTREMIN®で知られるシリーズ品は、いずれ韓国の工場でも安定した品質を維持しながら製造する予定です。 こうした表面処理品のほかに、未処理品の鉱物粉末やご希望の粒度分布に調整した高充填用の品種など充実した製品群を取りそろえています。
「予定通りに製造を開始できることをとてもうれしく思います。弊社の画期的な製品群でお客様のご成功に貢献したいと思っています。韓国の唐津市は、アジア全域で発展する様々な業界のご要望にお応えし、地元企業との結びつきを深めていくには最適地です」と、HPF社のトップを務めるヨルグ・ウルリッヒ・ ジレス博士 (Dr. Jörg Ulrich Zilles) は語っている。